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余市町の「えこふぁーむ」を訪問する。生きたぶどうの味に感銘!

余市町のえこふぁーむ
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 10月31日(月)に北海道の小樽市に隣接する余市町(人口約22,200)にある有機農園「えこふぁーむ」(http://ecofarm.at.infoseek.co.jp/main.htm)に行ってきた。ここを訪問するきっかけになったのは、パソコン通信時代に今の@niftyにも存続している農と食のフォーラムで出会ったLさんに紹介され、一方でこのエコファームの代表である牧野さんのコンピュータがトラブルが頻発しているそうで、そちらも一度見てほしいという依頼もあったからである。Lさんとは何と15年ぶりの再会である。彼女は当時は関西在住し、その後長崎に移住し、今は札幌に住まわれている。

 僕の住む小清水から余市までは、約420km。時間にして8時間はかかる。しかし、以前余市は家族との北海道の旅で通過した場所で果樹栽培、一般的には北海道の「りんごの産地」として有名なところであるので、一度訪ねてみたいと思っていた。また「えこふぁーむのWebを読んでみると、代表の牧野さんの農業についてもいろいろ話したくなってきた。そんな思いをもって、出かけることにした。途中、この間の仕事で定宿にしてきた安価なホテルのある千歳に一泊し、翌日Lさんと札幌で待ち合わせて、「えこふぁーむ」に向かった。

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 写真:牧野さんのえこふぁーむから見える周辺の農家の果樹園 大規模な果樹園が多いようだ。
 
 余市に入ると果樹園が多くなってくることがわかる。その果樹園地帯の中に牧野さんが代表をつとめるえこふぁーむがある。Webの情報によると、耕作面積は4町でファームを設立されたのは、1992年とのこと。以前もここはぶどうを主体とした果樹園だったそうだ。

 以下は、栽培されている作物の種類はWebからの引用だが、栽培されている作物の数は多い。果樹が主体だが、野菜や雑穀なども栽培されている。(写真は筆者が撮影)

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・ワインブドウ 70a (ケルナー、ヤマブドウ交配種ほか10数品種)
・露地ブドウ 80a (ポートランド、スチューベン他20数品種)

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・ハウスブドウ 40a (ブラック・オリンピア、ロザリオ・ビアンコ他60数品種)

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・リンゴ 20a (ハックナイン、北斗、紅玉ほか10数品種)

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・サクランボ 40a (佐藤錦、天香錦、南陽ほか10数品種)

・ナシ 10a (グランド・チャンピオン、ブランディワイン他10数品種
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・プラム・プルーン・モモ・ウメ・アンズ8a (大石早生、あかつき他10数品種)

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・ベリー類 8a (ラズベリー10数品種、ブラックベリー数品種、カーランツ数品種、ブルーベリー数品種、ハスカップ数品種)
・ナッツ類 5a (クリ数品種、クルミ、ハシバミ、ギンナン)

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・イチゴ 8a (宝交早生、北えくぼ、けんたろう、サマーベリー)

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・アスパラガス 5a (ポールトム、グリーンタワー)
・カボチャ 10a (雪化粧、メルヘン、プッチーニ他)
・ジャガイモ 10a (キタアカリ、男爵、メイクイーン、インカ三兄弟)
・その他野菜・ハーブ類 30a (キャベツ・ニンジン・ナス・バジルなど数10品目)

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・ハウス野菜 2a (パプリカ、ミニトマト各種)
・雑穀類 5a (小麦、大豆、花豆ほか) 

 農業の方法は、生態系(エコシステム)を尊重した有機栽培(無農薬・無化学肥料)を大原則とされていて、有機物を介した生態系栽培と消費者との連携・交流を重視した有機的な結びつきを大事にされている。

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※ ぶどうハウスでの牧野さん

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 えこふぁーむにお伺いして、まずは畑をじっくり見せていただいた。季節的には、ほぼぶどうの収穫の最後の時期に来ていたが、果樹園には本当にたくさんの品種のぶどうがなっていた。その一つひとつを味見をさせていただきながら、品種の特徴などについてわかりやすく牧野さんから説明していただいた。ぶどうについては、山梨でこだわりのぶどう栽培をされている友人のところで、農作業をさせていただいた経験が多少あるので、牧野さんの説明は大変わかりやすかったし、いろいろな工夫をされていることがとてもよく伝わってきた。山梨の友人たちと同様に畑の草の有効利用されている点は、共通である。草はぶどう栽培の大敵である雨の跳ね返りを抑える力がある。ぶどうは、雨に弱い。雨の当たったところから病気が広がる可能性がある。ぶどうの畑にハウスが張られているところが多いが、それは雨よけの効果をねらっているわけだ。また刈り取った草はその場で堆肥にもなっていく。

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 果樹栽培で農薬を使わないで栽培することは本当に難しいことだと実感する。牧野さんがつくられたぶどうを見せていただくと、たしかにこれまで各地で見せていただいたぶどうに比べると見栄えは、それほど悪くはないが、気になる人は結構気になると思う。しかし、味は乗っているし、安心して皮のままで食べられる点は重要なところだ。ぶどうのおいしさは果肉の皮の間のところにあると言っても過言でない部分があるので・・・。一方、牧野さんの場合、耕作面積のそれなりにあるので、細かい手間が回りきれない点もきっとあるのではないだろうか?という気がしている。しかし、牧野さんが考えられているエコシステムを重視した作物は、生きた味がする。その味には牧野さんが農業にこだわられている人柄といっしょにあると思った次第である。


 
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 牧野さんは一方で作られたものをジャムに加工したり、ジュースに加工する試みもされている。今回、ぶどうで作ったジュースを試飲させていただいたが、酸味が心地よい「おいしい」ジュースだった。焼酎といっしょに飲んでもうまいかなというのが率直な感想で、分けていただいたジュースをさっそく明晩でも焼酎といっしょに飲んでみようかと思っている。

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 牧野さんの消費者との交流という点では、縁農を重視されている。一般的には「援農」と書くらしいが、僕は、ここ15年ぐらい「援農」ではなくて、「縁農」という字を使っている。「援農」の「援」は、「支援」と「援助」とかで使われる意味合いが大きいと思う。まぁ農に関してそれなりの技術と労働力が提供できるのであれば、「援農」でも良いかもしれないが、僕たちの水準だと農家のことを交流しながら勉強させていただく意味合いが強いのではないかと思う。だから縁があって、農作業に関わらせていただくということで「縁農」なのだ。牧野さんのファームにはいろいろな方が訪ねて農作業を体験されていくそうだが、そうした「体験的」要素を大事されている牧野さんのこれからの仕事が僕はとても楽しみになってきた。そして、そうした思いを牧野さんは。「えこふぁーむ・にゅーす」を毎月発行されている。
 
 えこふぁーむ・にゅーすの最新号の目次は以下のとおり
・有機無農薬ぶどう天然ぶどう果汁
・なぜ私は自給を目指すのか!・・・文明国日本への叛逆・・・
・10月の農作業 野菜その他作物管理作業・果樹管理作業・加工・販売など
・10月の出来事 えこふぁーむを訪問された方たちのことなど

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 こうして牧野さんのえこふぁーむを訪ねることができ、また一人のすばらしい農業生産者を知ることができた。自分の目で実際に農業の現場を訪ね、その中で本当においしいもが生まれていくことを知る喜びをしることができたと思う。近いうちに牧野さんのコンピュータ関係の整備等でまたえこふぁーむを訪ねる予定である。

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コメント

オーケストラに入りたいな。手紙出しまーす。

投稿: nakanisi | 2011/04/13 21:20

新聞の切り抜きツールは、今使っているブラウザFirefoxの拡張機能で専用のツールがあります。Firefoxは本当に便利なツールが多く、お勧めです。
http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/central.html

投稿: NATSUMI | 2005/11/16 13:08

らいむさん、コメントどうもです。

 農薬を使わないで農作物を栽培する土台に、生産者の側の問題をきちんとつかんでおられ、そこから出発されている方って、僕個人としては、すごく大事にしたいと思っています。僕が一番最初に農薬を使わないで栽培をされている方の農場を訪ねたのは、鷹栖町(上川)の農かでした。自宅で飼育している犬に最初に農薬使用に関わった問題が出され、次に奥様に問題が出てきて、自分の畑で使っている農薬に問題がありそうだということで、農薬を使わない栽培に切り替えられ、その後いろいろ研究されているそうです。まずは生産者が健康である。それが何よりもポイントだと思っています。

投稿: NATSUMI | 2005/11/16 13:04

 NATSUMIさんと一緒に、牧野さんのお宅へお邪魔させて頂きました、らいむです。
NATSUMIさんが撮ってくださった写真はとても美しく、レポートを拝読して 改めて「えこふぁーむ」の暖かさが感じられます。
 後日、牧野さんにお尋ねしてみました。
「ワイン葡萄を作るには、一度に大量の葡萄がいるでしょう?一軒の農家だけでは足らないから、ほかの農家の葡萄と混ざるのでしょう?ほかの農家は無農薬ではないとしたら、それでも牧野さんが無農薬でワインブドウを作る意味はどこにあるの?『無農薬ワイン』と瓶にラベルを貼れるわけでもないのに…」
すぐ、明快な答えが返ってきました。
「土地を汚さないこと。そして、
自分の体のために。それに、
少しは、希釈されるでしょ(笑)」
なるほど…。無農薬は、お客さんのためだけではない。それ自体はちょっと考えたらすぐ分かりそうな事なのに、と自分でも思いましたが、改めてその徹底した牧野さんの姿勢に「がんばり」ではなく、「自然体」を感じました。
 早く、牧野さんがここを楽に読めるようになるといいな…(笑)

 NATSUMIさん、
朝日新聞の記事の紹介、ありがとうございました。

投稿: らいむ | 2005/11/16 01:52

 牧野さんに関することが、朝日新聞の過去の記事に掲載されていました。今日新聞の切り抜き(web上でそういうツールがあって使っていたときにヒット)をしていたらありました。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news02.asp?c=5&kiji=527

投稿: NATSUMI | 2005/11/13 17:08

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受信: 2005/12/03 11:35

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